バイクに乗って思うこと。
バイクに向き合ってしっかり上手に運転出来るようになりたいと思えば思うほど、
バイクの運転のコツと日々の生活のコツが似ていると感じます。
基本的なバイクの動き方
- アクセルを回して前進しようとしている時はバイクは直進方向に戻ろうとする。
- アクセルを戻したり、クラッチを握って進むのを止めるとバランスを取らないとまっすぐに進みにくくなる。
- ブレーキを丁寧に穏やかにかけると、バランスが崩れにくいが止まる距離が長くなる。逆に力強く急激にかけると短い距離で止まれますがコントロールが難しく転倒につながりやすい。
以上のような特性を組み合わせてバイクは走っています。
たったこれだけの要素なんです。
僕がバイクに乗ることをこんな風に置き換えられて感じる瞬間があります。
バイク=今の自分の生活環境
視線=ビジョン、目標
アクセル(力を出す)=やる気
ブレーキ(力を抑える)=自制心
クラッチ(力を伝えたり、切り離したりする装置)=自分の周りにいる人達
エンジン(原動力)=体、命
道=進路、時間の流れ
バイクで走ること=生きること!
エンジンがかかっている間、バイクは前にだけ進むことが出来る(例外もありますが)乗り物です。
気持ち良く走っている時は、全てのバランスが取れています。
でも、どこかが調子が良すぎたり逆にどこかに不安があると急にバイクが安定しなくなります。
バランスを調整しながら上手く整うと楽しいです。
バイクって前に進む力をゼロにせずに前に進むのが楽しいですし、
道幅を全部使っていろんなカーブを曲がりながら車体を傾けて難しい場所を通過することができた時、適度な刺激を受けられる事が楽しさだと思っています。
でも転けて怪我をして走れなくなると楽しさが激減してしまいます。
日々の鍛錬が必要です。心も体も。
いろんな道を走りたい!
舗装路も。ダートも。
海岸線も。山道も。
晴れの日も。雨の日も。
平らな真っ直ぐな道だけでは生きてる実感がたりません。
ワインディングロードがなければストレートロードの良さがわかりません。
バイクの運転の理解を深めれば、人生の道しるべになるような気がします。
バイクの運転って危ういけど、動物としての生活の本質なのかもしれません。
さらにオフロードバイクは野生に近いので、はまってしまっているんでしょうね。